自民保守系議連が声明とりまとめ 女性用トイレ訴訟巡り[2023/07/19 14:03]

 性同一性障害の経済産業省職員に対する女性用トイレの使用制限を認めないとした最高裁判所の判決を受け、自民党の保守系議員らが女性の権利などに関する声明を取りまとめました。

 自民党「女性の安心」議連片山さつき・共同代表:「やっぱりちょっと判決が誤解されて、一般化されて伝わって、大変多くの我が党の支援者および一般の国民の方から、大丈夫なのかと。備えはあるのかという疑念と疑問を寄せられております」

 自民党の保守系議員らが参加する議連の会合では、今回の最高裁の判決やLGBTなど性的少数者らへの理解増進法に関する政府のガイドライン策定などについて議論しました。

 このなかで、最高裁の判決について「あくまでも当該職員の特定のトイレ使用についての判決で不特定多数の女子トイレについてのものではない」と強調し女性の権利を訴える声明を取りまとめました。

 LGBTなど性的少数者の理解増進法の施行を受けて今後、政府が策定するトイレや銭湯などの利用に関するガイドラインに向けて提言も出す方針です。

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