自民「10増10減」の候補者調整完了 「マザームーン」発言の山本議員の擁立を決定[2023/07/28 17:01]

 次の衆議院選挙に向けた選挙区調整を巡り、自民党は「10増10減」に伴う調整の対象となっていた134の選挙区すべてで候補者の擁立作業を終えました。

 自民党は、最後の調整対象だった神奈川4区について、現職の山本朋広氏を擁立することを決めました。

 比例代表との重複はせず、小選挙区だけでの立候補とする方針です。

 山本氏を巡っては、統一教会の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁を「マザームーン」と呼ぶ様子が報じられるなど教会側との関係が不安視され、調整が遅れていました。

 森山選対委員長:「統一教会とは一切の関係を断って、今後も関係を持つことはないという誓約書を県連の方にご提出をいただいている。誓約書通りに今後、政治活動をしていただけると思っている」

 一方、体制立て直しに向けて候補者の差し替えを進めている大阪の一部の選挙区について、森山選対委員長は「来週の早い時期に正式に決定できるのではないか」との見通しを示しました。

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