長崎原爆の日　台風で岸田総理はビデオメッセージに　被爆者との面会は月内で再調整

　長崎への原爆投下から78年目となる9日、岸田総理大臣は「核兵器のない世界に向けて、たゆまぬ努力を続けていく」との決意を示しました。

　岸田総理大臣：「78年前、長崎で起きた惨禍、これは二度と繰り返してはならない、こうした強い思いについては変わることはありません」

　岸田総理は9日、長崎での平和祈念式典に出席する予定でしたが、台風6号の影響で主催者の長崎市が式典の規模を縮小したため出席せず、ビデオメッセージを送りました。

　また、原爆が投下された午前11時2分には、総理官邸を訪れていた公明党の山口代表と黙祷（もくとう）を捧げました。

　実施できなかった被爆者団体との面会については月内にも行いたいとの考えを示しました。