外務省 「法の支配」強化に向け国際法セミナー アジアやアフリカ諸国の官僚ら参加[2023/08/21 17:16]

 外務省はインド太平洋地域での「法の支配」の強化に向けてアジア、アフリカ諸国の官僚や日本の法律家らを対象に国際法のセミナーを初めて開催しました。

 林外務大臣:「東京国際法セミナーはインド太平洋地域及び、その他の地域の国際法の実務家がともに学び合う場を提供することを目的として立ち上げたものです」

 セミナーにはアジアやアフリカ諸国の官僚らに加え、日本の弁護士など約50人が参加しました。

 国際人権法や刑事法など国際法の分野で活躍する専門家による講義が行われます。

 ロシアによるウクライナ侵攻以来、国際秩序が揺らぐなか、覇権主義的な動きを強める中国などを念頭に日本はインド太平洋地域での法の支配の強化をリードしていきたい考えです。

 また、国際法分野における国内の人材育成も進めたい狙いがあります。

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