公明・石井幹事長「一番の災害だった」発言を陳謝[2023/08/24 21:05]

 公明党の石井幹事長は国土交通大臣当時、森友学園を巡る問題の対応にあたったことが「私にとって一番の災害だった」と発言したことについて「適切ではなかった」と陳謝しました。

 石井幹事長は23日の講演で、安倍政権で国土交通大臣を務めていた当時を振り返り、「熊本地震や西日本豪雨など色々な災害があったが一番、災害だったのは森友事件に関わってしまったことだ」などと述べました。

 この発言について石井幹事長は24日、自身のSNSで「自分の身に降り掛かった災いという意味で災害と表現した」と釈明しました。

 そのうえで「自然災害と比較したことは適切でなかった。不愉快に思われた方におわび申し上げる」と陳謝しました。

 この発言について自民党からは「軽率だ」などと批判が上がっていました。

 一方、公明党の北側副代表は24日、「災害対応、危機管理は国土交通省の最大の仕事」だと述べたうえで「石井氏は大臣時代にその役割をしっかり果たしていた」と強調しました。

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