「断じて許すことができない」中国からの迷惑電話めぐり自民福島県連が自民党に要望書[2023/09/01 19:39]

 福島第一原発の処理水放出を巡り、中国からの迷惑電話が相次いでいることについて、自民党の福島県連は速やかに対策を講じるよう萩生田政調会長に要望書を提出しました。

 福島第一原発の処理水の放出後、福島県内の飲食店や旅館、病院などに中国からの迷惑電話が相次いでいます。

 自民党の福島県連は、医療現場への迷惑電話は「命にも関わる重大な問題で、断じて許すことができない」などとして、早期鎮静化に向けて中国側に強く働き掛けるよう求めました。

 萩生田政調会長は「来週、開かれるASEAN首脳会議の場でも岸田総理大臣が国際社会に対して呼び掛けを行う」と説明しました。

 そのうえで、IAEA(国際原子力機関)が処理水のトリチウム濃度は規制基準を下回っていると発表したことを受け、「科学的根拠に基づく発信を強めていく」と強調しました。

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