7月の消費支出5.0%減少 授業料など教育費が19.8%と大幅減少 外食や旅行は増える[2023/09/05 10:13]

 総務省が発表した7月の家計調査で、2人以上の世帯が消費に使った金額は、物価の変動を除いた実質で前の年の同じ月に比べて5.0%減少しました。減少は5か月連続です。

 1世帯あたりの消費額は28万1736円で、2021年2月以来、2年5カ月ぶりの低い水準となっています。

 最も顕著だったのは授業料や補習教育などを含む教育費で、19.8%減少しました。
 
 また、固定電話の減少や携帯料金の格安プラン乗り換えなどにより通信費が7.6%減少しています。

 一方で、外出の増加を背景に、外食、交通、旅行などで支出が増えました。

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