松野長官「奇襲的攻撃能力の強化」 北朝鮮新潜水艦建造報道受け[2023/09/08 11:53]

 北朝鮮が「戦術核攻撃潜水艦」を初めて建造したと現地メディアが伝えたことについて、松野官房長官は「奇襲的攻撃能力の強化」の狙いがあるとの見方を示しました。

 松野官房長官:「北朝鮮は潜水艦や発射台付き車両などの様々なプラットフォームから弾道ミサイルを発射することで兆候把握、探知、迎撃が困難な奇襲的攻撃能力の強化を企図しているものとみられます」

 松野長官は北朝鮮の軍事動向について「日本の安全保障にとってより一層、差し迫った脅威」だとの認識を示し、情報収集や分析、警戒監視に万全を期す考えを強調しました。

 8日付の朝鮮労働党の機関紙は「戦術核攻撃潜水艦」の進水式が6日に行われ、金正恩総書記が出席したと伝えています。

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