「岸田さんのような誠実でリベラルそうに見える顔が受ける」総理を“麻生節”で評価[2023/09/24 13:37]

 自民党の麻生副総裁は、福岡市で講演し、防衛費増額や反撃能力の保有を決めた岸田総理大臣について、「誠実そうに、リベラルそうに見える顔が世のなかに受けている」と述べ、評価しました。

 自・麻生副総裁:「(防衛費を)NATO並みにGDPの2%にします。安倍晋三が夢にまで見ていた数字、できなかった数字、これを岸田はすっと通した。公明党は(反撃能力は)専守防衛に反するという理由で反対。公明党の一番動かなかった、がんだった、いわゆる山口、石井、北側等々、一番上の人たち、その裏にいる創価学会、そういったものも含めて納得する形になって、うちは当然報復しますよ、ということを、公明党に認めさせています。これも岸田よ。私はこういう状況にある時には、岸田さんのようななんとなく、極めて誠実そうに見える顔。俺とか菅とか、そういう売られたけんかは必ず買いますというタイプの人間ではなく、ある種の誠実そうに紳士そうに見える、あの顔、リベラルそうに見えるあの顔のほうが世のなか受けるんじゃないの」

 また、中国が台湾に侵攻するという台湾有事を巡っては、在留邦人の救出など日本の安全保障にも関わるため、まずは台湾が「戦う覚悟」を持つべきだとの持論を改めて展開しました。

 自・麻生副総裁:「戦うということをはっきりしてもらわないと、我々として日本の安全保障にも関わるんだと。台湾には戦うという力、海軍や陸軍、戦う力は、それなりにお持ちでしょうけれど、足りない。従ってその分はアメリカと一緒になったり日本と一緒になったりしなくちゃならんというのは確かでしょうが、まずは台湾自身が、その力を持つ、そしてその力を使う、国の防衛のために使うという国民的合意を持ってもらわないといけない」

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