内閣官房参与に鴨下元衆議院議員を任命 創薬や認知症に関して総理に助言[2023/09/26 14:59]

 岸田総理大臣は「新たな国家プロジェクト」と位置付けている認知症対策で助言を受けるため、自民党の元衆議院議員で心療内科医の鴨下一郎氏を内閣官房参与に任命しました。

 松野官房長官:「健康医療戦略の分野、特に創薬や認知症に関して総理に対し助言を行う内閣官房参与として適任であると総理が判断されたものと承知しています」

 鴨下氏は74歳で、1993年の初当選から衆議院議員を9期務め、環境大臣や厚生労働副大臣などを歴任しました。

 自民党の石破茂元幹事長の側近として知られ、石破派の事務総長を務めた後、2021年に政界を引退しています。

 認知症対策を巡っては、岸田総理が27日に当事者も参加する「幸齢社会実現会議」を新たに立ち上げ、年末までに総合的な対策を取りまとめる方針です。

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