松野長官「ロシアに科学的根拠に基づく対応求める」日本産水産物の輸入制限示唆受け[2023/09/27 14:32]

 ロシアの食品安全監視当局が中国に倣って日本の水産物を輸入制限する可能性を示したことを受けて、松野官房長官は科学的根拠に基づく対応を求める考えを強調しました。

 松野官房長官:「(ロシア側の)発表の内容については精査したいと思います。ロシア側に対し科学的根拠に基づく対応を強く求めていく考えであります」

 松野長官は、福島第一原発のALPS処理水放出の安全性については、これまでもロシアを含む国際社会に対し科学的根拠に基づく説明や情報発信を繰り返し行っていると強調しました。

 さらに、IAEA=国際原子力機関のレビューには、ロシアの国際専門家も参加していたことを指摘しました。

 そのうえで、今後とも様々な機会で透明性の高い情報提供を行っていく方針です。

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