連合・芳野会長が岸田総理の大会出席に期待「労働者政策を実現してほしい」[2023/09/28 19:44]

 連合の芳野会長は来月5日から開かれる定期大会への岸田総理大臣の出席に期待を示し、「労働者に向けた政策を実現してほしい」と述べました。

 連合 芳野友子会長:「総理がもしご出席いただけるのなら私ども連合としては労働者を取り巻く課題が多々ありますので、そういった政策をしっかりと政府として実現していただけるように期待しています」

 芳野会長はこのように述べ、改めて岸田総理の出席を要請しました。

 連合の定期大会は2年に一度開かれ、今後2年間の運動方針を発表し新しい役員を選出します。

 政府には毎回出席を依頼していますが、自公政権では2007年の福田総理以降は厚生労働大臣が対応していて、岸田総理が出席すれば16年ぶりとなります。

 芳野会長はまた、国民民主党の前参議院議員で労働組合出身の矢田稚子氏が総理補佐官に就任したことについて、「立場が変わっているので一定の距離を置きたい」と述べ、「政府に対して今まで通り毅然(きぜん)と対応していく」と強調しました。

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