外務省 ガザ地区の危険情報をレベル4に引き上げ 滞在日本人に「退避勧告」[2023/10/10 21:17]

 イスラム組織「ハマス」とイスラエルとの大規模な戦闘が続くなか、日本の外務省はパレスチナのガザ地区と、その周辺地域についての危険情報を最も高いレベル4に引き上げ、「退避勧告」を出しました。

 イスラム組織「ハマス」への報復として、イスラエル軍はパレスチナのガザ地区に対して激しい空爆を行ってきています。

 日本の外務省は「イスラエル軍が今後、本格的な軍事作戦を行うことが見込まれるなど、ガザ地区を巡る治安情勢は予断を許さない状況にある」としています。

 こうした情勢を受け、ガザ地区やその周辺地域について危険情報を最も高いレベル4に引き上げ、滞在している日本人に対して安全を確保したうえで、直ちに退避するよう呼び掛けています。

 外務省関係者によりますと、ガザ地区には国連機関の職員など数人の日本人が滞在していますが、個別に連絡が取れていて被害の情報は入っていないとしています。

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