日米韓3カ国の局長級協議が行われ、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮について、「重大かつ差し迫った脅威」との認識を共有したうえで、抑止力と対処力を強化していく方針を確認しました。
協議はインドネシアのジャカルタで行われ、外務省の鯰博行アジア大洋州局長とアメリカのソン・キム北朝鮮担当特別代表、韓国外務省の金健(キム・ゴン)朝鮮半島平和交渉本部長が参加しました。
北朝鮮の金正恩総書記がロシアを訪問してプーチン大統領と会談を行うなど、北朝鮮とロシアが関係強化に動いていることや北朝鮮が国境封鎖を緩和したことなど最近の情勢について協議し、認識のすり合わせを行いました。
そのうえで、北朝鮮の完全な非核化に向けて、3カ国で連携して抑止力と対処力を強化するなど安全保障協力を進めていくことで一致しました。
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