国民民主党が立憲との面会を拒否 共産との選挙連携に反発[2023/10/24 15:35]

 国民民主党の玉木代表は、立憲民主党と共産党が次の選挙での連携を協議したことを理由に、24日に予定されていた立憲からの面会の要請を拒否しました。

 玉木代表:「野党全体でとにかく自民党を倒すためには、政策を脇において『選挙を一緒にやれば何とかなる』という考え方には我々立ちません」

 立憲民主党は23日から臨時国会の開会に伴い野党各党に対し、異例のあいさつ回りを行っていました。

 次の衆議院選挙での野党議席の最大化を目指すことが目的ですが、国民民主党は立憲が共産党との間で連携を協議したことに反発し、24日の面会を拒否しました。

 玉木代表は「選挙目的で協力する政党とは一線を画す」と述べたうえで、立憲との距離感について「だんだん近付きにくい存在になってきた」と牽制(けんせい)しました。

 選挙協力を巡っては、日本維新の会も単独で候補者を擁立するとしていて、野党連携の先行きは不透明な状況です。

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