児童虐待「宗教の信仰背景でも決して許されない」岸田総理[2023/11/22 16:35]

 キリスト教系の宗教団体「エホバの証人」の2世信者らの多くが親から虐待を受けていたとされる問題について、岸田総理大臣は「宗教の信仰という背景があったとしても決して許されない」と強調しました。

 岸田総理大臣:「児童虐待は宗教の信仰という背景があったとしても決して許されるものではない。このように認識をいたします」

 立憲民主党の梅谷守議員は親が子どもの輸血など、医師が必要と判断した治療を拒否する「医療ネグレクト」を組織的に行っている団体を取り締まれるよう児童虐待法の改正を求めました。

 岸田総理は10月から児童虐待の実態を把握するため、具体的な事例などの調査を開始しているとして、「調査結果を踏まえて法的な対応など判断する」と応じました。

 こども家庭庁は今年度中に調査結果を取りまとめるとしています。

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