国会議員に毎月100万円支給「旧文通費」見直し 維新・国民が協議再開を求める[2023/12/05 17:45]

 自民党の政治とカネの問題を受け、日本維新の会と国民民主党は国会議員に毎月100万円支給される「旧文通費」の扱いを改めて協議するよう与党に求めました。

 日本維新の会 遠藤国対委員長:「政治とカネにまつわることを整理するうえでも文通費の改革、透明性を高めていくということが大事じゃないか」

 国民民主党 玉木代表:「(旧文通費が)第2歳費のようになってしまっている。やはり残された課題である使途の公開。これをまず着手すべきではないか」

 国会議員に月100万円支給される調査研究広報滞在費=旧文通費を巡っては、去年の国会で日割り支給にすることまでは決まりましたが、野党側が求めた使い道の公開や未使用分の国庫返納については実現していません。

 維新の遠藤国対委員長は旧文通費が領収書なしで使えることが「自民党の派閥のパーティーで『裏金』と言われるものと同じ状況だ」と指摘しました。

 そのうえで、使い道の公開を義務化するため国会で速やかに議論するよう与党側に求めました。

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