岸田総理 ウクライナ支援で6000億円超の追加支援表明  議長国締める G7会合[2023/12/07 09:57]

 岸田総理大臣はG7=主要7カ国の首脳とテレビ会議を行い、ウクライナや中東情勢などについて議論しました。ウクライナに対しては日本として総額45億ドル(約6600億円)の追加支援を行う意向を表明しました。

 会議の冒頭には、ウクライナのゼレンスキー大統領も出席しました。

 岸田総理は「中東情勢が緊迫化するなかでもG7が結束してロシアへの制裁とウクライナ支援を強力に推進していく」と強調しました。

 そのうえで、日本として新たにウクライナの人道や復旧・復興のために10億ドル(約1470億円)規模の追加支援を決めたとし、今後、世界銀行への融資なども含めると45億ドル(約6600億円)規模の支援を行う意向だと表明しました。

 一方、ロシアへの制裁をめぐっては、中央アジアなどを念頭に制裁の迂回に関与した疑いのある第三国の団体についても年内に制裁の対象に指定するとしました。

 また、来年1月からはロシア産ダイヤモンドの輸入を規制する考えを示しました。

 岸田総理はこの会議でG7議長国の立場を締めくくりました。

撮影:内閣広報室

こちらも読まれています