「地方や若い世代の意見集約を」自民派閥の政治資金問題で岸田総理が党青年局に指示[2023/12/21 15:22]

 自民党の派閥の政治資金問題を受けて岸田総理大臣は、45歳以下の自民党議員らで構成する党青年局に対して、地方や若い世代の意見を集めて報告するよう指示しました。

 中曽根康隆自民党青年局長代理:「自民党の全国組織である青年局、青年局の地方の皆さん、そして青年世代の皆さんの意見をしっかりと聞いてこいと。そしてそれを自分に報告しなさいという指示をいただきました」

 岸田総理は「今ほど国民の声を謙虚に聞かないといけない時はない」と伝え、速やかに意見を集めて報告するよう求めたということです。

 青年局は、地方議員を含む全国の45歳以下の自民党議員らで構成されています。

 中曽根青年局長代理は「厳しい声も正面から受け止め、事態の解明、再発防止、国民の信頼回復にリーダーシップを発揮してほしい」と岸田総理に要請しました。

 中曽根氏は、東京地検特捜部の家宅捜索が入った二階派に所属していることについて問われると「今は捜査に真摯に協力をして、一刻も早い事態解明と信頼回復に努めるフェーズだ」と述べました。

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