11月の消費者物価指数2.5%上昇 上昇幅は低水準に[2023/12/22 10:13]

 総務省が発表した11月の全国の消費者物価指数は価格変動の大きい生鮮食品を除いて前の年の同じ月に比べ2.5%上昇しました。上昇は27カ月連続です。

 生鮮食品を除く食料が6.7%上昇したほか、宿泊料が62.9%と大きく上昇しました。

 政府の「全国旅行支援」で前の年に大きく下がったことへの反動で、今回の指数を押し上げた格好です。

 ただ、上昇幅は2カ月ぶりに前の月から下がって0.4ポイント縮小し、指数は3カ月連続で2%台となりました。

 上昇幅は去年7月の2.4%以来、16カ月ぶりの低水準となっています。

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