辺野古移設の代執行巡り総理「法令にのっとり対応」[2023/12/29 06:17]

 アメリカ軍普天間基地の辺野古への移設工事で、国が沖縄県に代わって工事を承認する代執行を行ったことについて岸田総理大臣は「法令にのっとり必要な対応をした」と説明しました。

岸田総理大臣
「沖縄県知事において司法判断に従った対応がなされなかったため、国土交通大臣において法令にのっとり必要な対応をしたものであると」

 岸田総理は、普天間基地の「一日も早い全面返還の実現に全力で取り組んでいきたい」としたうえで、沖縄県知事に対して「これからも丁寧な説明を続けていきたい」と述べました。

 そのうえで「沖縄の基地負担の軽減は、政権の最重要課題の一つだ」と述べて、「全力で取り組んでいく」姿勢を強調しました。

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