辺野古“代執行”に伴う工事着手 沖縄・玉城知事「非常に遺憾」[2024/01/10 17:54]

 アメリカ軍普天間基地の辺野古への移設に向け、防衛省は大浦湾側にある軟弱地盤を固める工事を開始しました。

 10日正午すぎ、大浦湾では石材を投入するなどの工事が始まりました。

 名護市辺野古への移設計画を巡っては、移設に反対する県に代わり、国が工事の設計変更を承認する「代執行」をしたことで、防衛省による大浦湾側での埋め立て工事が可能となっていました。

沖縄県 玉城デニー知事
「代執行訴訟も進行中なので、それが終わってのちに協議をしたいと申し入れているはず。政府の都合でやっていることだと、非常に遺憾だと思う」

 政府は工事完了までの工期を約9年と見込んでいます。

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