安倍派幹部らの立件見送りの方針に野党から疑問の声[2024/01/16 21:11]

 自民党の派閥の裏金疑惑で東京地検特捜部が安倍派の幹部らの立件を見送る方向で検討しているとみられることについて、野党からは疑問の声が相次ぎました。

立憲 岡田幹事長
「いったん安倍さんが入って決めたことを変えるということが会計責任者だけの判断だけでできるというのは全くあり得ないことで、やはり派閥の幹部がそれに関与してしていないというのはちょっと常識では考えられないことであるというふうに思います」

維新 馬場代表
「会計責任者という方は企業で言えば一社員なんですね。これは誰かが指示、決定をしているのは間違いないと思います。主犯の人間を逮捕するべき」

国民民主 玉木代表
「会計責任者のみならず政治家本人もしっかりと処罰の対象になるような政治資金規正法の改正が必要だと思います」

 野党各党は政治資金の透明化に向けた改革案をそれぞれ取りまとめる予定で、26日に召集される通常国会で政治資金規正法の改正などを求めていく考えです。

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