男性国家公務員の育休43.9%と過去最高 「男の産休」も86.6%が取得[2024/01/19 15:00]

 内閣人事局は2022年度の男性国家公務員の育児休業取得率が43.9%と過去最高になったと発表しました。また、配偶者の出産や育児参加に合わせたいわゆる「男の産休」の取得率も86.6%と調査開始以来最高となっています。

 政府は、国家公務員の育児休業の取得を促進していて特に、子どもが生まれたすべての男性職員が生後1年以内に1カ月以上、取得できることを目指しています。

 内閣人事局が公表した調査によりますと2022年度に子どもが生まれ、育休を取得した一般職と特別職の男性の国家公務員は5030人で、取得率は、前年度の34%を上回る43.9%と過去最高でした。

 取得期間の平均は2.5カ月で、前年度よりも長くなっています。

 また、配偶者の出産や育児参加に合わせたいわゆる「男の産休」を5日以上取得した職員は86.6%と、2014年度の調査開始以来最高となりました。

こちらも読まれています