岸田総理 医療・介護・障害福祉の賃上げを直談判 政労使会議は22日に[2024/01/19 16:26]

 岸田総理大臣は医療・介護などの団体トップに対し、賃上げを直談判しました。

岸田総理大臣
「報酬改定に見合う物価に負けない賃上げの実現、それも現場の幅広い職種の方に賃上げを行き渡らせていく、このことをお願い申し上げます」

 政府は2024年度の診療報酬改定で医師や看護師の人件費にあたる「本体」部分を0.88%のプラスに引き上げることを決めました。

 また、介護報酬は1.59%のプラス、障害福祉サービスは1.12%のプラスです。

 岸田総理は物価の上昇を上回る賃上げの実現に向けて「全就業者の14%を占める医療・福祉分野における賃上げは欠かすことができない」と強調しました。

 そのうえで、経済界や労働団体の代表者と話し合う政労使会議を22日に開催することを明らかにしました。

 去年11月に続き、2度目となります。

こちらも読まれています