派閥の政治資金事件で議員ら立件 岸田総理「極めて遺憾 党総裁としておわび」[2024/01/19 19:33]

 自民党の派閥の政治資金事件で複数の議員や会計責任者が立件されたことを受け、岸田総理大臣は「極めて遺憾で党総裁としておわびする」と述べました。

岸田総理大臣
「このような事態に至ったことは国民の政治に対する信頼を損ねるものであり、極めて遺憾であり、党総裁としておわびを申し上げます」

 今後の対応については「まずは各政策集団で説明責任を果たすことが重要であると考えている。党としては再発防止に向け、政治刷新本部の議論を進めていきたい」と述べました。

 また、19日、麻生副総裁や茂木幹事長と会談したことについては「政治刷新本部の今後の対応について意見交換を行った」と述べるにとどめました。

 自民党関係者によりますと、岸田総理が派閥の解散を打ち出したことに対し、麻生副総裁は事件の全容や何が問題だったのかが明確になっていない段階での派閥の解散表明は「順序が違う」という考えを伝えたものとみられます。

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