岸田総理大臣は能登半島地震で自衛隊の初動が遅かったとの指摘に対し、「遅れがあったということはあたらない」と反論しました。
立憲 杉尾秀哉参議院議員
「自衛隊の派遣。今回は明らかに遅いし少ないというふうに言わざるを得ません。人災の要素があったということについての総理の受け止めを伺います」
岸田総理大臣
「発災直後から自衛隊も含めて救命救助に迅速に取り組んだところであります。地理的な制約のなかでも初動対応に遅れがあったということはあたらないと考えております」
岸田総理は地震発生が日没直前で半島という地理的な制約もあり、「情報収集に大きな困難が生じた」と振り返りました。
そのうえで「夜を徹して情報収集し、現地に速やかに入るよう指示した」と強調し、自衛隊は救命救助や物資の輸送に即座に取り掛かったと反論しました。
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