木原防衛大臣が沖縄県の玉城知事と初会談 沖縄を訪問し意見交換する考え伝える[2024/01/24 21:27]

 木原防衛大臣は防衛省で2023年9月の就任以来、初めて沖縄県の玉城デニー知事と面会し、基地負担の軽減に取り組んでいくために沖縄県を訪問し、意見交換する考えを伝えました。

木原防衛大臣
「基地負担の軽減に取り組んでいくことは政権の最重要課題の一つであります。沖縄本島を訪問し現場を確認し、皆様の声を直接伺う機会を必ず作りたいと考えております」

 玉城知事からもアメリカ軍の普天間基地の辺野古移設に反対の立場を伝えたうえで、木原大臣が沖縄を訪問する際は対話の機会を作るよう求めたということです。

 ただ、沖縄県に代わって国が承認して進めている辺野古移設の工事に関しては「具体的な言及を行わなかった」と述べました。

 今回の会談は、アメリカ軍基地周辺の河川等で検出される有機フッ素化合物「PFAS」対策について国に費用負担などを要請するのが目的だったためと説明しました。

 その費用負担については具体的な回答が得られず、重ねて要請したということです。

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