「拉致被害者全員の帰国に全力で取り組む」林長官 原敕晁さんの拉致現場を視察[2024/01/27 13:41]

 拉致問題担当大臣を兼ねる林官房長官は原敕晁さんが拉致された宮崎県の現場を視察し、すべての被害者の一日も早い帰国の実現に向けて「全力で取り組みたい」と改めて意欲を示しました。

林官房長官
「時間的制約のある拉致問題、これはひとときもゆるがせにできない人道問題であります。引き続き一日も早い全員の帰国を実現するべく、全力で取り組んで参りたい」

 林長官は2002年以来、拉致被害者の帰国が実現できていないことについて「痛恨の極みであり、誠に申し訳なく思っている」と述べました。

 そのうえで、岸田総理大臣が日朝首脳会談の実現に向けて総理直轄のハイレベル協議を行うことに意欲を示していることに触れ、「解決のための様々な働き掛けを一層、強めていきたい」と強調しました。

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