野党 自民に全議員対象「裏金」調査求める[2024/01/30 16:11]

 自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、立憲は自民党に対し、すべての所属国会議員を対象に「裏金」問題についての調査を行ったうえで結果を国会に提出するよう求めました。

立憲民主党 安住国対委員長
「誰がいくらもらったか、さっぱり分からないんで、総理のリーダーシップで自民党内の真相解明をぜひしていただきたいということです」

 立憲民主党、日本維新の会、共産党、国民民主党の4党は、自民党が所属の国会議員すべてを対象に裏金問題に関して調査を行ったうえで結果をリスト化して2024年度予算案の審議が本格化する来月5日までに国会に提出するよう求めることで一致しています。

 また、政治倫理審査会を開催して自民党安倍派の幹部ら6人のほか、二階派の会長の二階元幹事長が説明することを重ねて求めています。

 立憲はこうした要求を伝え、自民党は持ち帰って検討すると応じました。

 立憲の安住氏は「リストを提出しなければ予算審議はすんなりスタートできない」としていて、党の会合では安倍派幹部らが政治倫理審査会に出席しない場合「最後は証人喚問まで徹底してやらせていただく」と強調しました。

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