7都府県が転入超過 東京の一極集中進む 2023年の人口移動報告[2024/01/30 16:14]

 総務省が発表した住民基本台帳に基づく2023年の人口移動報告で、転入者が転出者を上回る「転入超過」は東京都など7都府県でそのうち東京都が最も拡大していることが明らかとなりました。

 転入超過となったのは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、滋賀県、福岡県でした。

 東京都の転入超過は、前の年に比べて3万262人増えました。

 また、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県からなる東京圏は前の年から2万6996人増え、12万6515人の転入超過となりました。

 一方、愛知・岐阜・三重の3県からなる名古屋圏は1万8321人の転出超過で、大阪・兵庫・京都・奈良の2府2県からなる大阪圏も559人の転出超過となりました。

 東京一極集中が一段と進んだ形です。

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