自民・麻生派は政策集団で活動 茂木派は分裂の懸念も[2024/02/01 16:15]

 自民党の麻生派は定例の会合を開き、今後も国会の開会中は週に1回集まって情報交換するなど政策集団として活動を続ける方針を改めて確認しました。

 会長の麻生副総裁は今後の活動方針について、政治刷新本部の中間取りまとめに沿う形で「変えるべきもの、変えてはならないものは何か、しばらく時間をかけて考えをまとめていきたい」と述べました。

 政治団体の届け出を取り下げるかどうかなどは麻生副総裁に一任されていて、引き続き検討する考えです。

 一方、派閥を退会する意向を示していた岩屋元防衛大臣は麻生副総裁に退会届を手渡しました。

 これで麻生派の所属議員は55人となります。

 また、茂木派の参議院議員のグループ「参院平成研」は今後の方向性について検討することを確認しました。

 国会内で開いた会合には茂木派に退会届を提出した関口会長ら参院幹部と青木一彦副幹事長も出席しました。

 小渕選対委員長を中心にグループを立ち上げるのではないかとの見方もあり、茂木派の分裂も懸念されています。

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