林官房長官 旧統一教会関係者と面会認める 選挙活動への支援は否定[2024/02/07 12:00]

 林官房長官は、2021年9月に旧統一教会の関連団体の関係者と面会していたと明らかにしました。林長官は政府の、旧統一教会の被害者支援を強化する会議の議長です。

林官房長官
「先日、週刊誌の取材を受けて改めて確認したところ、2021年9月に旧統一教会関連団体の関係者と面会したものと思われます」

 林長官によりますと、面会は選挙区がある山口県の事務所で行われ、山口の政界関係者が調整したということです。

 林長官は当時、衆議院議員へのくら替えを目指して参議院議員を辞職して、選挙に備えていました。

 林長官は教団側や関連団体からボランティアを動員してもらったり、推薦状を出してもらったりするといった選挙活動への支援を受けたことはないと説明したうえで、「多数ある面会のひとつで相手がどういう方でどのような話をしたか定かでない」と述べました。

 林長官は2022年に、旧統一教会とは献金や選挙での関係はないとしつつ、教団との関連が指摘される団体から2012年に取材を受けたことは認めていました。

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