「再発防止策を早急に」公明トップ 裏金問題めぐり説明尽くすよう要求[2024/02/10 14:45]

 自民党の派閥の裏金問題を巡り、公明党の山口代表は「極めて遺憾と言わざるを得ない」と述べ、関係した議員が説明責任を果たすよう求めました。

公明 山口代表
「現職国会議員が逮捕、起訴され、多くの自民党議員が収支報告書を訂正する事態に陥ったことは、極めて遺憾と言わざるを得ません。問題の全容などについて、関係議員は説明を尽くしてもらいたい」

 公明党の会合に出席した山口代表は、裏金問題は自民党の自浄能力が問われていると指摘し、再発防止に向けた制度改革の具体案を早急に示すよう求めました。

 また、政治資金規正法に違反した場合、会計責任者だけでなく政治家本人にも責任を負わせる「連座制」は「政治家の言い訳を封じるために欠かせない」と述べ、必要性を改めて強調しました。

 「清潔な政治」を掲げる公明党は、政治改革をリードする姿勢を示したい考えで、今の国会での政治資金規正法の法改正に向けて与野党での合意を目指しています。

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