外国からの武力攻撃に備え 「シェルター」整備など3月末に指針策定 林官房長官[2024/02/13 12:23]

 林官房長官は、外国からの武力攻撃を受けた際に国民が避難するシェルターを整備する地域や構造に関する政府の指針を来月末をめどに策定すると明らかにしました。

林官房長官
「今後、今年3月末を目途にシェルターを整備する地域等に係る基本的な考え方、これを取りまとめまして、シェルターが備えるべき構造・設備等に係る設計ガイドライン、これを策定する予定であります」

 林長官は国会で「一定期間滞在できる、堅牢な避難施設について、検討を進めている」と説明しました。

 政府は北朝鮮の弾道ミサイルや「台湾有事」に備えて、シェルター整備を急ぐ方針で、東京都が都営地下鉄・麻布十番駅にシェルターを整備する方針を決めるなど、動きが広がっています。

 林長官は「関係省庁が連携しながら責任をもって進めたい」と強調しました。

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