派閥推薦から党管理へ 新しい人事システムなどめぐり議論スタート 自民党[2024/02/14 21:57]

 自民党は政治刷新本部に設置したガバナンス強化に関するワーキンググループの初会合を開きました。閣僚人事などで、派閥ではなく党が主導的に行う制度などを巡って議論します。

自民党 松本洋平衆院議員
「我が党に対する信頼は大変、失墜をしているなかで、私たちは出直しをしていかなければいけない」

 自民党はこれまで閣僚や党役員などの人事について派閥からの推薦で決めることが慣例でした。

 ただ、派閥の裏金事件を受け、政策集団から人事について働き掛けは行わない方針を決めています。

 ワーキンググループでは、各議員の経歴や専門性などを党でデータベース化して管理することや希望を自己申告する制度などについて検討します。

 また、再発防止に向けた第三者によるチェック機能の強化や議員や秘書などの研修制度などについても議論する方針です。

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