公明・北側副代表「スケジュールより中身大事」 輸出緩和に慎重姿勢[2024/02/15 16:30]

 日本がイギリスなどと共同開発する次期戦闘機の輸出制限の緩和を巡り、公明党の北側副代表は「スケジュール感よりも中身が大事だ」と述べ、期限にこだわらず慎重に議論するよう求めました。

公明 北側副代表
「スケジュール感よりも、やはり中身が大事なんだろうと思うんですね。しっかり国民の皆様の理解が得られるような議論をしていかねばならないと思っています」

 自民党と公明党は輸出制限の緩和を巡る議論を進めるため、政調会長レベルで協議を行うことで合意しています。

 北側副代表は「新たなことをやるのであれば、理由をしっかり説明していかないといけない」と強調しました。

 日本は2022年12月にイギリス、イタリアと次期戦闘機の共同開発を行うことで合意していて、政府はその次期戦闘機を日本から第三国へ直接、輸出することを検討しています。

 今の制度では認められていない日本から第三国への直接輸出について岸田総理大臣は、今月末までに与党協議の結論を得たい考えです。

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