キックバック使途不明分の追加納税案に「ありえない」 森山総務会長が否定[2024/02/15 18:06]

 自民党の森山総務会長は派閥からのキックバック分を収支報告書に記載せず使途不明となっている分に対し、追加で納税する案について「あり得ない」と否定しました。

森山総務会長
「色んなことをおっしゃる方はおられますけれども、政治資金として皆さん、処理しておられますから、所得税の関係は発生しないと理解をしています」
「(Q.党として検討していくことは今後ない?)ないというよりも、あり得ないことだと思います」

 14日の国会では自民党内からも「個人的に使われた場合や、支出の事実が確認されない場合は個人の所得として課税されるべきだ」などの指摘が出ていました。

 これに対し、森山総務会長は「政治資金として処理されている」として、追加の納税については完全に否定した形です。

 一方、鈴木財務大臣は15日午前の国会で「納税するようにと私の立場で言うことはしない。党の立場を見守る」と述べるにとどめています。

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