自民、派閥解消で若手議員教育へ勉強会立ち上げ[2024/02/19 16:35]

 派閥の裏金問題を受けて自民党は、これまで派閥が担っていた若手議員の教育や情報交換の場を設けるために党の中央政治大学院が中心となった勉強会を立ち上げます。

 自民党の中央政治大学院は岸田総理大臣と関係が近い遠藤前総務会長が学院長を務め、政治塾などを開いて新人候補の発掘や育成を行う組織です。

 来月から月に2回、「背骨勉強会」を開いて国内外の政治史などをテーマに有識者らが講義するほか、小渕選対委員長とも連携して選挙活動についても意見交換する考えです。

 若手議員を対象とし、新人や落選中の候補者も参加できるようにします。

 裏金問題を受けて麻生派と茂木派を除く4つの派閥が解散する方針を決めていて、党内では若手議員の教育や育成が課題となっています。

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