大阪・関西万博の「2億円トイレ」を巡り、林官房長官は「コストダウンに向けた不断の努力がされるよう政府として管理監督を徹底する」と述べました。
林官房長官
「トイレ施設は競争性のある入札により契約をされておりますが、その一部に約2億円で契約を行ったものがあると聞いております」
経済産業省によりますと、万博会場は東京ドーム約34個分の広さがあり、約40カ所に1650基の公衆トイレを整備する予定です。
林長官は、そのうち8カ所は若手建築家が設計を担当し、「デザイン性を兼ね備えた」トイレとする計画だとして、その一部を約2億円で契約したと説明しました。
高すぎるのではないかという指摘については「費用の適正性を継続的にモニタリングするための予算執行監視委員会を活用し、政府としても万博協会への管理監督を徹底する」と強調しました。
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