旧統一教会を「指定宗教法人」へ 財産の監視を強化[2024/02/20 15:59]

 旧統一教会の財産の監視を強化するため文部科学省が教団を「指定宗教法人」に指定する方針を固めたことが分かりました。

 政府関係者によりますと、旧統一教会は解散命令を請求した後の財産流出を防ぐことを目的とした特例法で定める指定宗教法人に該当するとして、19日までに文部科学省が教団側に通知したということです。

 教団側に弁明する機会を与えたうえで来月上旬にも宗教法人審議会に諮問し、決定する方針です。

 指定されれば不動産を処分する際には1カ月前までに通知することなどが義務付けられ、3カ月ごとに財産目録などを提出することが求められます。

 ただ、財産の散逸などの恐れは認められないとして、より規制の強い「特別指定宗教法人」への指定は見送る見通しです。

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