上川大臣 元徴用工訴訟巡り韓国に「遺憾」伝える 日韓外相会談[2024/02/22 10:58]

 上川外務大臣は、韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外相と会談を行い、元徴用工訴訟で日立造船が韓国の裁判所に預けた供託金が原告側に渡ったことについて、「企業に不当な不利益を負わせるもの」と指摘し、強い遺憾の意を表明しました。

 そのうえで上川大臣は、韓国が実効支配する島根県の竹島についても日本固有の領土との立場を改めて伝えました。

 また、両外相は、弾道ミサイルの発射など挑発行動を続ける北朝鮮への対応で緊密に連携していくことを確認しました。

 さらに去年、両国の関係が改善した際に再開された外務次官による戦略対話や外務・防衛当局による安全保障対話を今年も実施することで一致しました。

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