大阪・関西万博 工事の遅れに「開幕に間に合わないものではない」自見万博担当大臣[2024/03/01 19:31]

 大阪・関西万博で建設される複数の海外パビリオンの工事が万博協会の定める時期に間に合わないことについて、自見万博担当大臣は来年4月の開幕には影響ないという認識を示しました。

自見万博担当大臣
「タイプAのパビリオンには様々なデザインや工法がありますので、一律に10月中旬に建物の構造の躯体工事が完了しないと開幕に間に合わないということではありません」

 万博協会は会場内の道路の舗装工事が本格化し、大型の工事車両の通行が制限される10月中旬ごろまでに各国が独自に建物をデザインする「タイプA」の外観工事を完了させるよう呼び掛けています。

 ただ、関係者によりますと、複数の海外パビリオンが万博協会が定めた工事が間に合わない状況だということです。

 これに対し、自見大臣は「すべての国が一律に全体の工程表通りに進めるわけではない」と説明したうえで、「開幕に間に合うようマンツーマンで個別に伴走し、準備を進めたい」と強調しました。

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