衆院で来年度予算案の採決に与野党が合意 [2024/03/02 14:54]

 自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、2日の午後、衆議院本会議で2024年度予算案の採決を行うことで合意しました。

 予算案を巡っては、土曜日にも審議が行われる異例の展開となりましたが、2日夕方にも本会議で採決が行われ衆議院を通過する見通しです。

 これにより、憲法の規定で年度内の成立が確実となりました。

 野党側は、引き続き自民党の派閥の裏金問題を追及する構えで、安倍派の事務総長経験者の下村元文科大臣などの参考人招致についても求めていきます。

立憲 安住国対委員長
「昨日の(政倫審での)話を見てると、率直に申し上げてこれは話が矛盾してるんでね、あの方々と。さらに言うと下村さんの話が非常に重要だって話になってきたから、下村さんについては野党一致して要求していくことになる」

 また、与野党は政治資金規正法の改正などについて議論する場として、政治改革のための特別委員会を設置することで合意しました。

 すでに衆参両院にある特別委員会を拡大し、各党が幅広く議論に参加できる枠組みを検討しています。

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