予算案衆院通過 立憲・泉代表「野党全党で反対した それがこの予算の評価だ」[2024/03/02 20:30]

 2024年度予算案が衆議院本会議で自民党と公明党の賛成多数で可決しましたが、立憲民主党の泉代表は「野党全党で予算案に明確に反対できた」ことを意義として強調しました。

立憲民主党 泉代表
「当然、裏金問題とですね、この予算に問題ありということを野党が結束をして訴えて、最終的には野党全党もですね、反対ということで明確にこの予算への評価をできたと思ってます」

 一方で、日本維新の会の馬場代表と国民民主党の玉木代表は予算案の衆院通過を阻止するために長時間の趣旨弁明を行い、審議時間を引き延ばしたことなど立憲の戦術に疑問を呈しました。

日本維新の会 馬場代表
「国会の建設的な議論、そういうこととは掛け離れて、オリンピックじゃないんですから、新しい記録を樹立したら良いというもんではないと思うんですね」

国民民主党 玉木代表
「すべての原因は、これは政権与党にありますよ。一方でですね、いわゆる日程闘争をですね、立憲民主党さん一部やろうとしたんですが、これもまた中途半端」

 共産党の田村委員長は、審議時間が制約されたのは「ひとえに自民党に責任がある」と訴えました。

共産党 田村委員長
「ずるずるずるずる、ずるずるずるずる真相解明をやらない。そのために予算案の中身そのものについての審議の時間というのが非常に制限されてしまった」

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