日本版「DBS法案」自民党部会で了承 性犯罪歴の有無確認[2024/03/07 19:35]

 子どもに関わる仕事に就く人に対して性犯罪歴の有無を確認する「日本版DBS」法案が自民党の部会で了承されました。

 政府案では新たな就労者だけでなく現職の教員なども対象とし、性犯罪の照会期間を禁錮以上の場合、刑の終了から20年、罰金以下の場合は10年としています。

 対象となる性犯罪は痴漢や盗撮など自治体の条例違反も含めます。

 また、過去に性犯罪歴がなくても「性暴力の恐れがある人」に対しては配置換えなどを義務付けます。

 自民党は犯罪歴の照会の対象とする期間をより長くすることなど中長期的な課題として引き続き検討を求める提言もまとめました。

 政府は15日にも閣議決定し、今の国会に提出する方針です。

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