参院政倫審 32人審査対象で議決 世耕前参院幹事長らが出席意向[2024/03/08 12:27]

 自民党の派閥の裏金事件を巡り、参議院の政治倫理審査会は、野党が求めていた32人全員について審査対象とすることを全会一致で議決しました。

 8日朝の参議院政倫審では、安倍派の議員31人と政治資金規正法違反の疑いで在宅起訴され自民党を離党した大野泰正議員、合わせて32人を審査することが決まりました。

 弁明や公開を希望するかどうかそれぞれに意向を確認したうえで、14日にも開催される見通しです。

自民・安倍派 西田参院議員
「もちろん出席します」
「(Q.清和会(安倍派)の幹部の出席については?)当然、説明すべきでしょう。怒ってます」

 安倍派の西田参議院議員は、これまでの派閥幹部の説明では不十分だとの考えを示しました。

 政倫審には、西田氏や世耕前参院幹事長ら数人が出席する意向を示しています。

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