前向きな「新3K」へ 建設業界の処遇改善求める 岸田総理[2024/03/08 11:49]

 建設業界の賃上げを巡り、岸田総理大臣は「給与が良く、休暇が取れ、希望が持てる」とした「新3K」を打ち出し、前向きな産業に変えていくと強調しました。

岸田総理大臣
「エッセンシャルワーカーでありながら、長年低賃金で3K、すなわち、キツい、汚い、危険とも指摘されてきましたが、これからは未来への前向きな新3K、給与が良く、休暇が取れ、希望が持てる産業に変えていかなければなりません」

 政府は8日、建設労働者の処遇を改善するため関連法の改正案を閣議決定しました。

 建設業界の持続的な賃上げに向けて下請け側の労務費上昇分を価格に転嫁することを後押します。

 岸田総理は「建設業の担い手確保と持続的な発展につなげたい」として、業界団体に対し、5%を十分に上回る賃上げを強力に進めるよう求めました。

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