岸田総理「科学的根拠に基づかない規制は認めない」中国などの水産物輸入停止を批判[2024/03/11 17:52]

 東日本大震災から13年となる11日、岸田総理大臣は福島第一原発の処理水放出を巡り、中国などが行う日本産水産物の輸入停止措置の即時撤廃を改めて強く求めました。

岸田総理大臣
「科学的根拠に基づかない規制は決して認めることはできないと考えているし、政府一丸となってこうした科学的根拠のない規制の即時撤廃を働き掛けていく」

 岸田総理は、中国やロシアなどがALPS処理水の海洋放出に伴って日本産水産物の輸入を停止したとし、「即時撤廃を働き掛ける」と強調しました。

 また、「輸出先の多角化や国内消費の拡大を進めて全国の水産業支援に万全を期す」と述べました。

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