刷新本部で“不満噴出”も…自民党の党則改正案を了承 総務会[2024/03/12 15:32]

 自民党は、派閥の裏金問題を受け処分を厳格化する党則などの改正案を総務会で了承しました。ただ、党内からは「議論が不十分だ」と不満の声も出ています。

 改正案では、会計責任者が逮捕・起訴された場合に議員本人を処分できるようにするほか、派閥の存続や新設を禁止することなどを明記しています。

 総務会では、出席者から「党改革で自ら変わるということが国民に上手く伝わっていない。自民党のプラスになることは徹底してやるべきだ」などの指摘が出ました。

 7日の政治刷新本部で、改正案について一任を取り付けたことに不満が出ていることも踏まえ、執行部は14日に再び岸田総理大臣が出席する政治刷新本部を開いて議論することにしています。

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